Klevener de Heiligenstein
#フランス 🇫🇷# アルザス #アルザスワイン テイスティング。 #klevener を12種飲ませて頂いた こんなにKlevenerだけを飲める機会もないので、これで多少はKlevenerも分かっただろうか…。
こんなにいっぺんにKlevenerが飲める機会も無いので、良い機会だった。
この品種は本来 #klevenerdeheiligenstein と村の名前が付いている、珍しいアルザスワイン。
村には8軒(11軒と言っていた方もいたが、ぶどう生産者も含めてのようだ)ワイナリーがあり、そのうち7軒は同じ通りにある。他の村でも、このワイン生産しているところがあるので、運が良いと見つかるが、ストラスブールでは見たことがないかもしれない。
Kelevener (クレヴナー)はゲヴェルツトラミネール のトラミネールの親戚品種らしく、味的には
ゲヴェルツトラミネール より甘くなく、香りもフルーティさやフローラルさがなく、でもピノグリよりも甘めだが、味の複雑さも少ない。なので、辛口より甘口が好みの方には良いかもしれない。
左のワインの方が甘めで、右のワインの方が辛口だった。ワイナリーさん曰く、辛口で作っているそう。
このワインは日本の気軽なちょっとピリ辛系な食事にも合わせやすいんじゃないかと思う。
ワイナリーの方がKlevenerの歴史についても詳しく教えてくれて、アルザスの歴史も教えてくれて、「僕の祖母はフランス人として生まれ、ドイツになり、最後は祖国フランスで死ぬことができたんだよ。」と言っていた。アルザスはある日突然フランス語が禁止され、ドイツ領になり、そして又フランスに戻った地域。
さらに驚くのは、このワイナリーさんの年代(50代?)は、学校に入ってからフランス語 を勉強した世代。家では全部アルザス語だったそうだ。学校に入って、初めてフランス語を勉強した、ある意味バイリンガル。方言と言ってしまえばそれまでだが、そう言う歴史が関係するので、ドイツ語に近い言語。勉強したくても、アルザスのオラン県とバラン県でも発音が違うので、どっちを勉強するんだろう?て事になる。
不思議なのは、ドイツに占領されたけれど、ドイツとはいがみ合っていなくて、色々協力体制でいるということだ。
仏独消防機関や警察、学校も存在する。日本と他アジア諸国の関係とは全然違うのだ。
ドイツよりで、アルザスだけ色々法律や祝日がフランス全土と違う事もある。
アルザスワイン記事をゆるーく執筆中
https://www.wine-what.jp/tagging/tag_alsace/
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